2009年10月19日

雨の朝の綿の夢

摘んだばかりの綿は
焦げた太陽の匂いがする
まだ眠っているような目覚め
優しい目がずっとこちらへ向けられていた

微笑んでもう一度目を閉じると

今度ははっきりと朝が来た
柔らかい羽毛の布団には
白いアタシの腕だけが見えた

コーヒーが飲みたかったけど
少しの吐き気と
冷たい雨の音が
アタシをぬいぐるみに変え
天井を見るでもなく見上げ続けさせた

もう一度目を閉じても
摘んだばかりの綿の上には
もどれない
posted by 聡子 at 22:07| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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