愛しているともう一度言わせてください
それが今のアタシにとって本心なのか定かではないけれど
もう一度貴方にそう告げてみたい
貴方と違う世界に出て貴方にどれだけ包まれていたかを知りました
もう一度会いたいです
朝も昼も夜も夜明けもぐるぐると絡まりながら
さらさらのシーツみたく
叶わないから叫ばないけど
届かないから探さないけど
あの日出逢ったあの角から貴方がもう一度現れないかと
この胸は子供の様に痛み子供の様に期待しています
けれどもアタシも貴方も大人ですから
あの角からはもう2度と現れない
どうやらありがとうと言わなきゃいけない時が近づいたようです
ありがとうだなんて言いたくなんか無かったのに
まるでさようならの最上級
ありがとうなんて言いたくなんか無いのに
それに貴方はもうここにはいない
けれど
だけど
それなのに
本当はもう一度愛していると言いたいのに
それなのに
ここからつぶやくわ
届きはしないのだけれど