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生と死
優しい言葉で、温かな心で 死ぬ事を見つめて生きていたいです。子供の成長と共に生と死を楽しんでいます。
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2008年09月
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2008年11月
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2008年10月31日
足跡
まだ足跡をつけた事の無いこの足の裏の持ち主のほんの少しの足跡を
アタシはしっかり見ている
大地からしっかりと受け取り
高い空を見上げ
立ち上がるときを待っている彼女の小さな小さな足跡
いつか長い長い道を振り返らずに進む日まで
その横には大きな足跡と中くらいの足跡が並んでいる事を
ふと立ち止まった時に気が付くのでしょうか
アタシの横にもあったのかしら
大きなのと中くらいの足跡が
posted by 聡子 at 23:10|
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2008年10月29日
カラメル
ぷるんと1口
上の方から薄く剥がして1口
容器の壁に沿って一気に底まで細長く1口
じわーっと溢れるほろ苦甘いカラメル
もう一度上の方を薄く剥がして1口
溢れ出したカラメルをそっとすくって上からかけて
こらえきれずに大きなスプーンでがぶりと1口
もう1口 もう1口 もう1口
容器の縁に口をつけて最後の汁をなめる
こんな人生を生きられたらなあ
posted by 聡子 at 00:05|
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詩
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2008年10月13日
母乳
人はどうして母乳の味を忘れてしまうのだろう
泣き叫び手足をばたつかせてまで欲したあの味を
満たされた時の幸せと供に
母は覚えているだろうか
私が貪りついた日の感動を
腕の中ですやすや眠ったあの重みを
人はどうして母乳の味を忘れてしまうのだろう
posted by 聡子 at 21:55|
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詩
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2008年10月12日
熱いゼリーみたいな気持ち
愛しているともう一度言わせてください
それが今のアタシにとって本心なのか定かではないけれど
もう一度貴方にそう告げてみたい
貴方と違う世界に出て貴方にどれだけ包まれていたかを知りました
もう一度会いたいです
朝も昼も夜も夜明けもぐるぐると絡まりながら
さらさらのシーツみたく
叶わないから叫ばないけど
届かないから探さないけど
あの日出逢ったあの角から貴方がもう一度現れないかと
この胸は子供の様に痛み子供の様に期待しています
けれどもアタシも貴方も大人ですから
あの角からはもう2度と現れない
どうやらありがとうと言わなきゃいけない時が近づいたようです
ありがとうだなんて言いたくなんか無かったのに
まるでさようならの最上級
ありがとうなんて言いたくなんか無いのに
それに貴方はもうここにはいない
けれど
だけど
それなのに
本当はもう一度愛していると言いたいのに
それなのに
ここからつぶやくわ
届きはしないのだけれど
posted by 聡子 at 00:06|
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